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いろいろなものがある黒人霊歌

黒人コミュニティでも、古くから教会を中心に、民族のしらべが盛り上がっていました。黒人教会に響いた歌声は、「奴隷音楽」として奴隷解放以前から採譜され、知られていました。その譜面によると、ほとんどがふつうの長調のようになっています。でも、実際の歌は違っていたのではないかと、黒人音楽の定番教科書は疑念を挟み、その根拠としてスウェーデンの作家が、1853年に出版したアメリカ探訪記の1節を挙げています。「音階がとても不思議で、気なはずのうたでも、どこかメランコリーの味わいがある」。

(参考情報)
倖田來未 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/865

中島美嘉 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/1633

Rake 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/42938

この不思議に陰影な音階とは、おそらくブルーノートを指して言ったものなのでしょう。当時の採譜者はそれを「音程が外れている」というくらいにしか認識しなかったのかもしれません。ともあれ、黒人音楽の黒人的要素は、彼らの主な集会場である教会での、半ば語り半ば歌うような説教と会衆の応答を通して育まれ伝承されていきました。一口に黒人霊歌(スピリチュアル)といってもいろいろなものがありますが、熱狂した会衆が叫ぶように歌う「シャウト」と呼ばれる原初的な形態のものも録音され、CDにもなっています(かつてはフォークウェイズというフォークソング専門のインディーレーベルから出ていましたが、現在の発売元はスミソニアン協会)。その中の1枚に南カロライナ州のジョンズ・アイランドで60年代初頭に採集したCDがあって、そこに子供たちの遊び歌なども録音されています。(ジュー・ターキー》という歌は、掛け合い(コール&リスポンス)形式で歌われていますが、簡略化した譜?を見るとわかるように、それぞれの短いフレーズが、基本的にみなブルーノートで終わっています。同じCDにおなじみの(漕げよマイケル)も入っていますが、これもコール&リスポンス形式で、旋律は白人バージョンとはずいぶんと違います。