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ピンポイント方式で「ねばならない」から抜け出す

次のスローガンを忘れないことである。「やることを絞れ!」「頭がガンガンして勉強の意欲が、ちっとも湧いてこない」というような悩みが長く続くときには、その人は自分で自分に怒っている。自分がスーパーマンでなければと思いながらも「実際の自分」はスーパーマンではない。そこで「実際の自分」に自分が怒っている。ところが当時高校生の私は、自分が自分に怒りを持っているということを意識できなかった。自分が「理想の自分」になれないことに、怒っていることがわからなかった。そして体調不良で苦しんだ。スーパーマン願望は劣等感の表れ。このように「理想の自分」と「実際の自分」のギャップに苦しみながら、それを意識できないでいるとイライラする。「こうしなければならない」と自分で自分に強要すると、体の調子が悪くなる。精神分析に関する数々の名著を書いている精神科医のカレン・ホルネイがそう述べている。そして「これらの症状は、自分に対する怒りを意識すると消える」と彼女は解説している。